こんにちは!この度、主にインドなどでスマートフォン事業を展開しているTECNOより、待望のハイエンドスマートフォンが発売されたため、購入してレビューしていきたいと思います。
スペック等
画面サイズ | 6.8インチ AMOLED 120Hz |
SoC | MediaTek Dimensity 9000 |
リアカメラ | 超広角:13MP 広角:50MP 二倍:50MP |
インカメラ | 32MP+インカメラ用フラッシュ |
バッテリー | 5160mAh |
RAM/ROM | 12GB+256GB |
公式サイトを見ると、広角カメラのセンサーサイズは1/1.3のようです。
色はMars OrangeとStardust Greyの2色で、私はStardust Greyの方を購入しました。背面素材にインド洋のペットボトルゴミをリサイクルした素材が使われているようで、環境にも配慮されたものになっています。
AnTuTuスコアは96万点で、他最新SoCには劣りますが、何をするにしても十分なスペックだと思います。
また、画面内指紋認証を搭載しています。認証速度、位置などは普通だと思います。
箱・付属品
近年、多くのスマートフォンに見られる小さい箱ではなく、大きく・豪華な箱で開封前から筆者はテンションが上がりました。手触りも非常によいです!!!
付属品はWarrantyCardとマニュアル、充電器、イヤホン、ケースです。
付属のケースは非常に凝ったものになっていて、スタンドとしても使うことができます。
近年のスマートフォンにしては付属品が充実していて、高級感がとてもあると思います。
外観
背面は並大抵なマット加工を施されたスマホよりサラサラしていて手触りがかなり良く、高級感が感じられます。
リトラクタブルカメラの周囲は赤で縁取られています。
最初こそは気持ち悪いデザインだと感じましたが、見慣れた今ではなかなか良いデザインだと感じています。
電源ボタンには赤の線が入っています。
正直、そのままよりもケースを付けた方がカッコイイと感じます。付属のケースは手触りもよく、滑りにくいので使いやすいです。
ベゼルは1.5~2mm程度で、普通くらいですが、最近のハイエンドにしては太い気もします。
また、画面輝度がGalaxyなどと比較すると低く、外でも若干ですが見えづらい時があります。
この端末最大の目玉のリトラクタブルポートレートレンズです。起動時は1~2mmほど伸びます。
「カシャン」という動作音も静かな場所であれば聞こえてきます。
バッテリー
5160mAhという大容量ですが、半日外出してブラウジングなどをしているだけで50%になるので、ハードに使うと一日持ちません。
なので、バッテリー持ちは微妙だと思います。
カメラ
純正カメラアプリは所謂Proモードが無い以外は普通で、広角・ポートレートでは50MPモードが選択できます。
追記:Proモードはアップデートにて追加されました!嬉しい!!
私が撮影したものは、光量が十分でない時以外は50MPモードで撮影しています。
カメラは最大20倍までズーム可能です。実際、よほど条件が揃わない限りは大体10~15倍が綺麗に撮れる限界だと思います。
広角・ポートレート(2.5倍)どちらも綺麗で、かつ高精細な写真が撮れていると思います。曇りという条件でもここまで撮れているので十分だと思います。
また、この時の20倍はとてもきれいに撮れていると思います。高倍率にして撮影する際は50MPモードにしてからでないと綺麗に撮れない印象があります。
左がPHANTOM X2Proで右がPixel7です。TECNOのSuper NightモードはシャッタースピードがPixel等と比べると短いので、こういった明りが全くない条件で手持ちで撮影はまともにできないと思います。
※三脚モードがあるのですが、スマホ用三脚未所持のため試していません。
HDRの判定がなかなかシビアで、HDRがかかるときとかからない時でわりと大きな差が出ます。
作例
全体的にきれいに写真が撮れるため、楽しみながら撮影しています。しかし、オートフォーカスが遅いのか、通過する電車などはピントが微妙な位置に来るときがあります。
また、自分でシャッタースピードを調整したいとき、Proモードがないため不便です。
さらに、レンズフレアがPixel7より少し出やすいように感じました。
対応Bluetoothコーデック
開発者モードにて確認したBluetoothコーデックです。
普通より多く対応しているので、欲しいイヤホンのコーデックが対応してないから…なんてことは殆どないと思います。
HiOS
こちらは後で別途記事にすると思いますが、少しだけ。
TECNOのスマホには通常のandroidからかなりカスタマイズされたものが搭載されています。普段Pixelなどを使用している人は戸惑うかもしれませんが、XiaomiやVivoの端末などを使用している人は違和感なく使えるのではないでしょうか。
おそらく、TECNOのスマホを使うにあたり、最大の難所となるのが日本語非対応であることです。しかし、英語・中国語は使えるので、それで対応すれば一応は問題ないと思います。
当たり前?ですが、GMSは搭載しています。
まとめ
カメラ性能はこれといって凄まじく高い!というほどでもないです。しかし、今までにないカメラ機構や、TECNO初のハイエンドスマホであることを考えれば買う意味はあると思います。
私は現在メイン機として運用していますが、これといって不便な点はありません。
また、TECNOのスマホをスペックが低いことから購入を断念していたため、PHANTOM X2 Proが発表され非常に嬉しく思っています。
対応しているBluetoothコーデックも多く、VoLTE対応、カメラはほどほどに強く、通知もきちんと来るPHANTOM X2Pro 5G、皆さんも是非購入検討してみてはいかかでしょうか?