一年前のTECNOのハイエンドはどこまで撮れるのか!? TECNO Phantom X2 Pro 5G VS Xiaomi 14 Ultra作例比較!!!

TECNO

こんにちは。
今回、日本版Xiaomi 14 Ultraを購入したので、メイン機として使ってるTECNO Phantom X2 Pro 5Gと作例を比較していきたいと思います。

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リアカメラスペック

TECNO Phantom X2 Pro 5GXiaomi 14 Ultra
超広角13MP50MP 122°
IMX858(1/2.51in)
広角50MP
ISOCELL GNV(1/1.3in)
50MP OIS
LYT-900(1int)
2.5倍50MP
ISOCELL JN1(1/2.76in)
3.2倍50MP OIS
IMX858(1/2.51in)
5倍50MP OIS
IMX858(1/2.51in)

正直なところ、Xiaomi14 Ultraは1インチセンサーであるLYT-900を載せていること以前に、OIS搭載なため高倍率での撮影時にTECNO Phantom X2 Proより圧倒的に優位にあります。

TECNO Phantom X2 Proで高倍率撮影を行う際は気合で手振れを抑制するほかありません。

オート作例(昼間・室内)

作例を貼っていきます。PCで見ている方は左にPhantom X2Pro、右にXiaomi14 Ultraが表示されるようになってます。

両方とも標準 AUTOで撮影(等倍)
両方とも標準 AUTOで撮影(等倍)
両方とも標準 AUTOで撮影(等倍)

昼間、室内にて1~2倍で撮影した写真はそこまで差は無いように感じます。ただ、TECNO Phantom X2Proの方が、照明などの白飛びが少し多いようには思います。

ナイトモード作例

ナイトモード 2.5倍

これは駅のホームで撮影したこともあり、光量が比較的あったためそこまで差は無いように思えます。しかし、TECNO Phanrom X2Proは光量が極めて少ない環境ではノイズがかなり目立ちます。

ナイトモード等倍で撮影

Xiaomi14 Ultraではノイズはより少なく感じるので、TECNOはナイトモードの調整をもう少しちゃんとして欲しいです…

高倍率ズーム(20倍)

高倍率ズーム時の比較をしていきます。Xiaomi14 Ultraは最大120倍ですが、TECNO側が最大20倍なのでそちらに合わせました。

20倍ズーム TECNO側は50MPモードで撮影

TECNOはシャープネスを強めるトレンドに反した調整がされています。そのため、写真を見た際にパキッとした印象はないです。場合によっては、ピントが合っていないような印象さえ持つこともあるので、個人的にはこの調整は好きではありません。

また、解像感に関してもXiaomi14 Ultraの方が良く、比較した際にTECNO Phantom X2Proではディティールが潰れていることが多々あります。

しかし、5倍程度ではそこまで差のない写真が撮れます(夜間は別)

まとめ

1年前のTECNO Phantom X2Proでも等倍の昼間・室内では現行のカメラスマホと大差ない写真が撮れていたと思います。しかし、夜間・高倍率ズーム時ではノイズ量やディティール潰れなどで差が表れてきます。

写真以外で、望遠(ここでは2~3倍の話)の最短焦点距離にかなり差があります。14Ultraでは普段使いしている場面で不満になることはありませんが、Phantom X2Proでは、2.5倍の最短焦点距離が体感30~50cmなので、料理などを撮るときに2.5倍が実質使用不可能になります。そのため、広角の範囲内である2~2.4倍で撮影する必要があるためかなり不便です。

とはいえ、カメラ特化でもないTECNOのハイエンドがここまで撮れるのは個人的には意外でした。夜間の調整や細かい点には不満が残りますが、TECNOの今後に注目ですね。

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