こんにちは!
今回、TECNO Sonic 1を手に入れたので、レビューしていきたいと思います。
スペック
バッテリー | イヤホン本体:6.5時間 ケース込み:50時間 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.3 |
防水等級 | IPX5 |
Bluetooth Audio Codec | SBC、AAC |
Sonic 1はイヤーピースを外すだけでカナル型からインナーイヤー型に切り替えることができるようです。イヤーピースの中に磁石が入っているようで、外した後はケースに付けておくことができます。
このような特徴から、通常のイヤーピースは装着できませんでした(final TYPE E完全ワイヤレス専用仕様にて試しました)
箱・付属品
箱の質感は40ドル(5500円~6000円)のイヤホンにしては結構いいと思います。
付属品は説明書、Sonic1のマグネット、イヤーピース(S、M、Lの三種)、Type-Cケーブルです。
TECNOファンの筆者としては、マグネットがついているのは非常に嬉しいです!!!
外観
値段を考慮すれば外観はかなり頑張っているように思えます。しかし、ケースのプラスチックが非常に安っぽく感じられ、所有している満足感は薄いです。
ですが、ヒンジやType-Cコネクタの金属部分には高級感があり、ハイエンドのイヤホンに引けを取らない満足感を感じます。
イヤホン本体はケースよりはいい感じです。
イヤーピースを外すとこのようになっています。ほんの少しだけ開口部が出っ張っているため簡単には耳から脱落しないようになっています。
装着感
カナル型の状態での装着感は非常に良いです。並大抵なことでは脱落することはないと思います。
しかし、インナーイヤー型の状態では、少し頼りなくなります。ですが、意外と装着感は良い感じで、こちらも落ちることはほとんど無いと思います。
TECNOのスマホとの連携
TECNO Phantom X2Proと蓋を開け、接続した様子です。
このポップアップが1~2秒出て、バッテリー残量を表示してくれます。
AirPodsをiPhoneで使用したような表示が、低価格のイヤホンで出てくるのに非常に感動しました。
TECNOのスマートフォンを持っている人は、所有している満足度が格段に上がると思います!
TECNO以外のスマートフォンではこの表示は出てこないので注意が必要です(infinixとitelで表示されるのかは不明)
音質
イヤーピース装着時の音質は結構いいです。私はあまり耳が良い方ではないのですが、Nothing ear(1)やHuawei FreeBuds Pro2などと比較してもそこまで遜色は無いように思います。ただ、解像感や音の分離感は先のFreeBuds Pro2などより弱いと思います。
インナーイヤー型の状態だと、高音域以外はかなり聞こえにくくなります。正直なところ、音質が悪く感じるようになるので、この状態では実用に値しないと思います。
総評
私の初TECNO製イヤホンでしたので、非常に期待していました。実際のところ、イヤーピース装着時であれば音質が割と良く、スマホに接続した際のポップアップの満足度が非常に高く、かなり満足しています。さらに、付属品にマグネットもあったのでさらに満足度を高めています。
ただ、TECNOのスマホは対応コーデックが非常に多いので、その利点を生かすようにこのイヤホンもLHDCやaptX HD audioなどに対応してほしかったです。また、イヤーピースを外したら、それを検知してインナーイヤーに適したイコライザーに自動で変更するなどして欲しかったです。
個人的な意見として、音質などはそのままでケースなどの質感をさらに向上させたモデルを作ってほしいと感じました。
現状、ノイズキャンセリングなどにも非対応なので、TECNOのスマホを持っている人以外はわざわざこのイヤホンを購入する利点はないと思います。しかし、TECNOのスマホを持っている方は接続時のポップアップ表示などTECNOである恩恵を受けられるので購入検討してみてはどうでしょうか?