こんにちは!
今回TECNO Phantom Xを購入しましたので、レビューしていきます。おおよそ一か月使用したレビューとなります。
スペック
画面サイズ | 6.7インチ OLED 90Hz |
SoC | MediaTek Helio G95 |
リアカメラ | 超広角:8MP 広角:50MP 2倍:13MP |
インカメラ | 超広角:8MP 広角:48MP インカメラ用フラッシュ |
バッテリー | 4700mAh |
RAM/ROM | 8GB+256GB |
50MPの広角はISOCELL GN1を搭載しているようで、GN1の機能によって100MPに近い画像を撮影することもできます。ちなみに、5G通信には非対応、Andoroid11なので注意が必要です。
本体色はMonet’s SummerとStarry Night Blueの2色展開となっています。私はMonet’s Summerを購入しました。
AnTuTu v10のスコアです。やはりHelio G95なのでスコアは低いですが、ブラウジングやSNS利用などであれば快適に利用できました。
画面内指紋認証を搭載していますが、他スマホと比べて位置が若干高く違和感があります。また、Pixel7ほどではないとはいえ、認証速度も遅くたまに失敗もします。
箱・付属品
後継のPhantom X2Proに劣らぬ大きい箱で満足感があります。
純正ケースはクリアTPUでないので嬉しいところです。
付属品はWarrantyCardとマニュアル、充電器、イヤホン、ケースです。
外観
青から黄色のグラデーションになっていて綺麗です。縦にラインが入っていて、触ると凹凸を感じることができます。指紋はあまり目立ちません。
電源ボタンに、ローレット加工のような滑り止めが施されていて高級感があります。
ベゼルは2mm程度で、割と太めです。また、リフレッシュレート90Hzと若干低いですが、120Hzと同程度に滑らかに動きます。
バッテリー
容量4700mAh、SoCがHelio G95ということもあってか、バッテリー持ちはかなり良いと感じます。また、33Wの急速充電が可能で20%~100%まで体感1時間以内に充電完了する印象です。
カメラ
相変わらず、シャッタースピードなどは自分で調整できません。広角で50MP、100MPモードに切り替えることができます。50MPセンサーであるのに100MPモードがあるのは先述したISOCELL GN1の機能によるものです。
また、先程の50MP・100MPモードは動画などのように通常のAI CAMから別の項目に存在するので、切り替えが不便です。
インカメは48MPの広角はPhantom X2Proと同等に撮影できます。しかし、超広角の8MPは室内に入ってしまうと途端に暗くなるため、あまり使えません。ちなみにフロントフラッシュは非常に便利です。
超広角は画素数が高くないこともあってか、特別綺麗に撮影できるわけではないと思います。
広角はハイエンド並みに綺麗に撮影できます。これが一番センサーの性能が良いためか、超広角や2倍などと比較して明るく撮れる印象です。
最大で30倍まで撮影できます。作例を撮った際、若干曇り気味だったためか高倍率の際にノイズがかなり目立ちます。晴天時ならば10~15倍までが綺麗に撮影できる限界だと思います。
やはり50MPの広角は綺麗に撮影できます。また、画素数の劣る2倍でも十分撮れています。しかしTECNOスマホの宿命なのか、シャッタースピードの遅さでブレることが度々あります。
対応Bluetoothコーデック
開発者モードにて確認したBluetoothコーデックです。
多くのイヤホンで使われているコーデックにほぼ対応しているので、イヤホン選びの際にコーデック対応可否で断念ということはあまりないと思います。
HiOS V8.0.0
Phantom XはAndoroid11になります。調べてみると、Andoroid12版のベータが存在していたようですが、いつアップデートが来るのかは不明です。
また、英語はありますが日本語は非対応です。一応Morelocale2を使えば対応させることができそうですが、私は面倒なのでやっていません。そしてGMSは勿論対応しています。
まとめ
初めて触った際は、電源ボタンの滑り止め加工や、Live壁紙、超広角のインカメラがあり、かなり満足感がありました。写真を撮る際も綺麗に撮れるためこちらも十分でした。そのため、SoCがHelio G95であることが唯一の不満点と言っていいくらいでした。
後継のPhantom X2Proと若干映りが異なるので私は楽しみながら撮影しています。近年クオリティが高くなっているTECNO製スマートフォンの動向に目が離せません。